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オーストラリア・ニュージーランド文学会2017年度秋季研究大会


2017年11月11日(土) 、立命館大学衣笠キャンパスにて、オーストラリア・ニュージーランド文学会2017年度秋季研究大会を開催いたしました。

Helen Gilbert教授(ロンドン大学ロイヤル・ホロウェイ校教授、東京大学アメリカ太平洋地域研究センター客員教授)をお招きし、“Indigenous Performance in the Age of the Anthropocene”と題してご講演いただきました。先住民演劇・パフォーマンス研究を長年牽引してこられたGilbert 教授ですが、今回は、最新の先住民芸術の刺激的な試みと、環境思想の新しいキーワード "the Anthropocene" を合わせて紹介いただき、21世紀の新しい文化の流れの一つを知ることができました。

研究発表は、金内亮会員(東京大学総合文化研究科)の「高尚な真実を書く―J. M. Coetzeeの自伝的作品における三人称―」と、佐藤渉(立命館大学)会員の「”The place was speaking”―Kate Grenville, The Secret Riverにおける風景描写―」。場所性を失ったようなクッツェーの文学と、先住民との関わりを通して場所(土地)への関わりを希求するグレンヴィル、それぞれの魅力があると感じました。

プログラムは以下の通り:

日 時: 2017年11月11日(土) 14:00~17:10

会 場: 立命館大学 衣笠キャンパス 諒友館831号室(3階)

1 開会の辞 14:00

 ANZ文学会会長 有満 保江

2 研究発表 ① 金内 亮(東京大学総合文化研究科) 14:10~14:50 「高尚な真実を書く―J. M. Coetzeeの自伝的作品における三人称―」  司会 湊 圭史(同志社女子大学)

② 佐藤 渉(立命館大学)       15:00~15:40 「”The place was speaking”―Kate Grenville, The Secret Riverにおける風景描写―」  司会 一谷 智子(西南学院大学)

休憩 15:40~16:00

3 講演 16:00~17:00 Professor Helen Gilbert(ロンドン大学ロイヤル・ホロウェイ校教授、 東京大学アメリカ太平洋地域研究センター客員教授) “Indigenous Performance in the Age of the Anthropocene”

4 閉会の辞 17:00

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